鳥人間研究会

鳥人間研究会はコンテストの滑空機部門において準優勝1回、大会2連覇、大会新記録更新という堂々の記録を保持し、今年の大会にも創大にとって初となる部門にも出場を果たしています。創価大学の名を一躍世に知らしめた彼らの努力とはどういったものか。そして、作り上げた機体にはどのような思いが込められているのでしょうか。テレビを見るだけでは伝わらない彼らの活躍をお伝えします。

 

今回は部長を務める文学部3年、吉澤恵さんにお話を伺いました。

 

―鳥人間研究会の活動目的はなんでしょうか?

私たちの目的は鳥人間コンテスト選手権大会に出場し、部員の思いを大空へと昇華させることです。私たちは「大空を自由に飛ぶ」という夢にむかって頑張る姿を通し、その夢を応援してくださる人たちに感謝を届けていきたいんです。

―普段はどういった活動をしているのでしょうか?

機体の製作ですね。私たちは設計の構想から製作まで、1年という長い期間を使って一つの機体を作り上げます。でもこれが本当に大変なんですよ(笑)いわゆる強豪と呼ばれる大学のチームは数百人規模で活動している所もありますが、私たちの場合、今年の機体を作った人数は14人で、それも毎日みんなが部活に来られるわけではなかったですね。なんとか乗り越えましたが、時間や人数不足といった点では本当に苦労しました。でもその分、今年の大会出場決定や部員の団結など、かえってきた喜びは大きかったです。

―今年の大会にも出場を果たしましたね。本当におめでとうございます。

ありがとうございます。今回の大会で私たちが出場したのは「人力プロペラ機タイムトライアル部門」です。一昨年は大会自体が中止となり、昨年は同部門に挑戦するも書類選考で落選してしまっていたので、現役が全員大会初経験という今年でやっと出場することができ、本当によかったです。

―なぜこれまで出場してきた部門ではなく、この部門に出場されたのですか?

この部門が、近年のコンテストで一番盛り上がる部門だと思ったからですね。タイムトライアルは時間との戦いであり、500m先の地点に浮かぶターンマークを回って帰ってくるルール上、滑空時代よりスリルもあるし、とても展開が早いので、観る側としてもとても面白い部門なんです。でもその分、機体を製作する難易度はグンとあがります。必要となる人員、費用など求められるものは今までよりも高く、今年は私たちにとって大きな挑戦の年となりました。

また、実はこの鳥人間コンテストが、視聴率の低下が原因で開催が危ぶまれていることも、部門を変えた理由の一つです。私たちは長年このコンテストから本当に多くのものを得て成長してきましたし、コンテストがあるからこそ私たちも活動できるという点で、この大会の存在は大きいものです。だから私たちなりに番組をもっと盛り上げ、大会への恩返しとするためにも、一番注目されるこの部門で今後活躍できるように、今年の挑戦が礎になればと思ったんです。

「颯」2011年の大会で製作した機体。ユニークさも琵琶湖の空も飛びぬけていくことをコンセプトに製作された、先尾翼機という種類。その姿は見る人を惹きつける。

―それでは最後に鳥人間研究会のやりがいと、これから部がどのような存在になりたいか教えてください。

はい。私たちは一つの機体を作るために、時間やお金、人員など、とても多くのものを一年間で費やします。でも、そうして全力をかけて、本当に苦労して作った機体がプラットホームから飛び出す瞬間、それらの苦労が全部報われる気がして。ふわり、と浮き上がった機体、その眼前に広がる琵琶湖と空の青さ…その時の感動といったら本当に、言葉じゃ表せないです。その感動を得ることこそが、私にとっては一番の、クラブのやりがいですね。

また、以前に鳥人間研究会は創立者より「常連校になりなさい」との激励をいただいています。新しい部門への出場を決めた今、これから私たちは鳥人間コンテストに出場、優勝するという目標に向けて、また新たな創大の看板を背負う部になっていくのだと感じています。感謝のフライトで、みなさんに勇気と希望と笑顔を届けていけるような存在になりたいです。


                             ――鳥人間研究会さんご協力ありがとうございました。創大の誇りと夢を背負い羽ばたく彼らには強い決意がありました。ただいま鳥人間研究会は部員募集中です。学年や性別、文理は不問です。見学もできるので、ぜひ一度見てみることをおすすめします。

創価大学鳥人間研究会URL

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